IAEA安全基準 OIL2

【関連】
⇒「年間被曝限度、引き上げ検討」(2011/4/7追加)
⇒「避難基準 まとめ」(2011/4/7追加)
【追加情報】
⇒「被曝による健康への影響と放射線防護基準の考え方(日本原子力学会)&放射線防護線量の基準の考え方(原子力安全委員会)」(2011/4/19追加)

IAEA安全基準のOIL2は
OIL値
・地表または発生源から1mはなれた地点でのガンマ線量率が100マイクロSv/h
・ベータ線表面汚染の直接測定で毎秒200カウント
・アルファ線表面汚染の直接測定で毎秒10カウント

この値を超えた場合には
1.OIL5、OIL6を用い汚染レベルを評価されるまで、その地域の生産物、水、放牧されている家畜から取ったミルクの消費を停止する。
2.一時的にその地域に住んでいる人たちを移動させる。移動の際には、不慮の放射性物質の摂取を避ける。医療的検査を確かなものにするために地域住民への放射線量を記録し推定する。最も高い放射線量の地域から住民を移動は数日以内に開始する。

となっている。
(「IAEA Safety Standards, Criteria for Use in Preparedness and Response for a Nuclear or Radiological Emergency No.SGS-2」p.36
http://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/Pub1467_web.pdf

IAEAの避難基準の2倍というのは、この基準の2倍になったということなんだろうか。
*おそらく、資料に含まれる放射性核種の放射性密度から求めたそれぞれの放射線量率の合計が100マイクロSv/hの2倍になったってことなのかな?

⇒「屋内退避及び避難等に関する指標」(原子力安全委員会)へ

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