土壌中に含まれていた放射性プルトニウム238は0.54ベクレル

⇒「福島第一原発敷地外でプルトニウムを検出」(2011年6月6日追加)

⇒「プルトニウムがなぜ危険なのか」はこっち

【ニュース記事】
東京電力によりますと、検出されたのは、プルトニウムの仲間でプルトニウム238と239、それに240の3種類でグラウンド付近の場合、このうちのプルトニウム238が1キログラム当たり、およそ0.54ベクレル検出されました。この濃度は、国内の通常の土壌に含まれる濃度や、過去に大気圏内で行われた核実験で国内に降ったプルトニウムの濃度ともほぼ同じレベルで、人体に影響のあるレベルではないということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110329/t10014959201000.htmlより

例のごとく計算、
もし仮に、この土壌1kgに含まれているプルトニウム238を全部吸い込んでしまった場合を考える。
プルトニウム238が不溶性の酸化物の場合、
吸入摂取の実効線量係数は1.1×10-2mSV/Bqなので、
50年間に浴びる放射線量は、0.00594ミリシーベルト
これは、発がん率を0.0000297%上げる放射線量に相当する(あくまで、このページの方法で計算した場合)。

さらに追加
⇒「国内でずっと観測されてきたレベルと変わらないレベルなのに会見とはこれいかに

【関連】

福島第一原子力発電所から20-30km圏内の土壌試料のPu、Uの分析結果(4月1日発表)

プルトニウム238、239+240は検出されず、U235/238は自然の存在比

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