平成27年度 電験3種 理論 問7の解説

【必要な知識】回路素子(コンデンサ、コイル、抵抗)の性質

【解説】

基本中の基本問題。

(1) コンデンサは定常状態では、電荷が充電された状態になるので、それ以上電流は流れなくなる。よって正しい。

(2) コイルのリアクタンスはコイルを貫く磁束の変化の割合に比例する。定常状態では電流は一定になるので、リアクタンスは0となり、コイル両端の電位差はゼロとなる。よって正しい。

(3) R=ρl/Sの関係がある。よって長さに比例し、断面積に反比例する。よって正しい。

(4) 並列に接続した二つの抵抗器R1、R2の合成抵抗はR1、R2の抵抗値の逆数の和の逆数なので、この選択肢が誤っている。

(5) 並列に接続した二つのコンデンサC1、C2の合成静電容量はC1+C2である。よって正しい。

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