平成27年度 電験3種 理論 問14の解説
【必要な知識】
整流形計器について
【解説】
整流形計器は、ダイオードにより交流を直流に変換し、可動コイル型指示器で指示する。この可動コイル型指示器は平均値に比例して針が振れる。今、問題文に目盛りが制限は交流に対する実効値になると書かれているから、
Va = 2Vm/π
Ve = Vm/√2 (Vm = 最大値 Va = 平均値 Ve= 実効値)
より、Ve = πVa/(2√2) = 1.11Vaとなる。つまり、平均値の1.11倍した値を目盛りとして打ってあるということである。
問題で与えられた波形の平均値は8×10×10^-3/(20×10^-3) = 4(V)であるから、その時に指示する値は4 × 1.11 = 4.44 となる。
よって(2)が正しい。
整流形計器について
【解説】
整流形計器は、ダイオードにより交流を直流に変換し、可動コイル型指示器で指示する。この可動コイル型指示器は平均値に比例して針が振れる。今、問題文に目盛りが制限は交流に対する実効値になると書かれているから、
Va = 2Vm/π
Ve = Vm/√2 (Vm = 最大値 Va = 平均値 Ve= 実効値)
より、Ve = πVa/(2√2) = 1.11Vaとなる。つまり、平均値の1.11倍した値を目盛りとして打ってあるということである。
問題で与えられた波形の平均値は8×10×10^-3/(20×10^-3) = 4(V)であるから、その時に指示する値は4 × 1.11 = 4.44 となる。
よって(2)が正しい。
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