こんな記事を見つけた。。。 【記事引用】 6÷2(1+2)= この問題の正解はわかるだろうか? この式に対して大勢の人が 「1」 と答えたのだ。何故そのような解答になったのか。それは式の書き方にカラクリがあった。四則演算は優先順位があるのはご存じの通り。カッコの中を先に計算しその後に乗算(かけ算)、除算(割り算)を計算する(カッコの中に乗算、除算がある場合はそちらも優先)。しかしこの書き方だと、1+2で計算後に前の2を掛けて6に。最後に先頭の6と割って 「1」 という解答になってしまうのだ。 つまりこういうことだ。 <間違った解答> 6÷2(1+2)= 6÷2(3)= 6÷2×3= 6÷6=1 しかしこれは間違った解答。正しい答えは 「9」 となる。先ほども書いたとおり四則演算は乗算と除算を先頭から行う必要がある。正しい答えは次の通り。 <正解> 6÷2(1+2)= 6÷2(3)= 3(3)= 3×3=9 http://getnews.jp/archives/114382 より 【感想】 A÷B×CとA÷BCとでは答えが違ってくる。 A÷B×Cは(AC)/Bで、A÷BCはA/(BC)だ。 「×」をつけるかつけないかで、式の意味は大きく違う。 文字式では A÷B×CとA÷BCは等しくないのに、 数字の式では 6÷2×(3)と6÷2(3)が等しいなんて変な理屈だ。 そんな重要な部分を省いておいて、 「6÷2(1+2)=6÷2×(1+2)」だなんて俺様ルールを出してきて つまり、なんてしたり顔で、よく説明できたもんだ。 いくつかのページで、これが話題になっていたが、こういう問題を出して、 人が間違えて、それで自分が分かったような気になる。非常にいやらしい。 問題の式は文字式 a÷b(c+d)にそれぞれ、a=6,b=2,c=1,d=2を代入した式ということだと。 a÷b(c+d)=a÷b×(a+b)ではない。 a÷b(c+d)=a÷b÷(c+d)であるから、 a÷b(c+d)=「b(c+d)分のa」 これにa=6,b=2,c=1,d=2を代入すると、答えは「1」