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SVID Behavior の設定変更でCPU温度が大幅に下がった

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BIOSのSVID Behaviorを変更するとCPU温度が大幅に改善。OCCT4.5.1のCPU:LINPACKが1時間完走できるようになった。 OCCT4.5.1のCPU:OCCTを以下の設定で走らせた場合の温度変化 テストタイプ:自動 テスト時間:1時間 待機時間:1分待機後に開始、5分待機後に終了 テストバージョン:64bit テストモード:ラージデータ スレッド数:12(自動) マザーボード(ASUSのROG MAXIMUS X HERO (WI-FI AC))の設定はSync All Coresにして倍率は47倍で行った。ちなみに、CPUクーラーはNZXTのKRAKEN X62、室温は約16℃だった。 1.Autoの場合 CPU Pacageの平均温度は約66℃ 最高温度:84℃(CPU Packageの平均気温は約66℃) Package:84℃ Core #0:84℃ Core #1:82℃ Core #2:81℃ Core #3:82℃ Core #4:79℃ Core #5:81℃ VID  :1.433V Vcore :1.424V 2.Typical Scenarioに設定した場合 CPU Packageの平均温度は約57℃ 最高温度:72℃(CPU Packageの平均温度は約57℃) Package:71℃ Core #0:70℃ Core #1:68℃ Core #2:72℃ Core #3:71℃ Core #4:67℃ Core #5:69℃ VID  :1.343V Vcore :1.296V 3.Best-Case Scenarioに設定した場合 CPU Packageの平均温度は約53℃ 最高温度:65℃(CPU Packageの平均温度は約53℃) Package:65℃ Core #0:65℃ Core #1:62℃ Core #2:65℃ Core #3:63℃ Core #4:60℃ Core #5:63℃ VID  :1.285V Vcore :1.248V Best-Case ScenarioではAutoの場合に比べ最高温度で19℃、平均気温で約

Meltdown、Spectre対応パッチの影響をチェック

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 巷でIntel CPUに深刻な脆弱性が見つかったと騒ぎになっている。修正パッチをあてるとパフォーマンスが最大で30%低下するらしい。しかし、一般的な用途での影響はそれほど大きくないとの情報もある。 https://news.mynavi.jp/article/20180104-567288/ https://www.gizmodo.jp/2018/01/all-about-meltdown-and-spectre.html 先日買ったASUS ROG MAXIMUS X HERO (Wi-Fi AC)の対応BIOSがASUSのWEBにアップされ、Windows10の対応パッチが降ってきたのでベンチマークをしてみた。 Windows10 Pro (KB4056892適用) ASUS ROG MAXIMUS X HERO (Wi-Fi AC) BIOSバージョン1003 まずはCinebench 修正適用前 作成直後の結果 CPU:1574cb 修正適用後 修正適応後 CPU 1549cb 適用後25cbの減。 CPU-Zの結果 修正適用前 シングルスレッド:559.2  マルチスレッド:4176.3 修正適用後 シングルスレッド:560.7  マルチスレッド:4175.1 シングルスレッド 適用前:559.2  適用後:560.7 マルチスレッド  適用前:4176.3  適用後:4175.1 どちらの結果も変動は誤差の範囲だった。 次にSSDのベンチマークも取ってみた。 Cドライブ(Transcend MTE850 256GB) 適用前 適用後 4KiBQ32T1のWriteが591.3[MB/s]から201.6[MB/s]に 4KiBQ1T1もWriteが203.1[MB/s]から125.2[MB/s]に 大きく落ちた。ただし、適応前までに何度かとっていたなかで4KiB Q32T1は453[MB/s]まで、4KiB Q1T1は142.2[MB/s]まで落ちることがあった。 Dドライブ(MTE850 512GB) 適用前 適用後 こちらも 4KiB Q32T1と4KiB Q1T1のWriteで大きく落ちた。I/Oの速度にも影響