BSCRA56U2(USBカードリーダー/ライター)
先月、父がデジカメを新たに買った。でも、父は、パソコンを覚えるつもりは全くないようだ。写真の閲覧から、プリントアウト、管理まで全て、僕がすることになる。 2月の上旬、そのカメラで撮った写真のプリントアウトを頼まれたが、今まで使っていたUSBカードリーダーでは渡されたSDカードが認識できなかった。故障したのかと思ったが、古いデジカメのSDカードは読み込める。ネットなどで調べてみると、SDカードでは容量は2GBまでしか持たせられなかったので、新たに容量の上限を32GBまで拡張したSDHC、さらに上限を2TBまで拡張したSDXCという規格ができたらしい。また、CLASS2,4,6,10の4種類のスピードクラスというものもあり、それぞれ2,4,6,10MB/secのデータ転送速度だということだった。父のカメラのカードを見ると、容量は16GB、CLASS10だった。これまでのUSBカードでは規格が対応していなくて、読み込めなかったのだ。 新たにカードリーダーを買わなくても、カメラを直接PCに繋げば、画像データの取り込みなどはできるのだが、最近のデジカメは画素数も多く、一枚の画像の容量もかなり大きいので、エクスプローラでサムネイルを表示させるのに一枚感覚としては1.5秒くらいかかる。パソコンにコピーとなるとかなり待たされる。 ということで、今回SDHCに対応したUSBカードリーダーを買うことにした。選んだのはバッファローのBSCRA56U2、値段は2480円。本当は、もっと安いほうが良かったが、なぜだか安いのはUSBコードがカードリーダーに直付けで、長さも数センチとかなり短かった。ノートパソコンでの使用を想定しているようだ。この長さだと自分のデスクトップパソコンで使うのは結構不便だ。それで、USBコードが直付けではないもので、2CLASS10までの転送速度にも対応、SDXCにも対応しているものでと選ぶと、結局これになった。 画像データを取り込んでみると、さすがCLASS10にも対応しているだけあって、最大化したエクスプローラー一杯に中アイコンサイズのサムネイルでも待つことなくバッとほぼ一瞬で表示される。このカードリーダーはTurboUSBというソフトにも対応していて、それでさらに高速化を図っているらしい。このソフトの効果もあるのかもしれない。ただし、このソフトはカード