USB回復ドライブの作成

Windows8.1が起動しなくなった場合に、Windows8.1から呼び出される「PCのリフレッシュ」「PCを初期状態に戻す」「システムの復元」「イメージでシステムを回復」などの機能は当然使えなくなってしまう。これらの機能を、PCが起動しなくなってしまった場合にも利用できるようにするには、予めUSBメモリにUSB回復ドライブを作成しておかなければならない

この「回復ドライブ」は、Windows8.1が起動しなくなった場合に「システムの復元」「PCのリフレッシュ」「PCを初期状態に戻す」などの機能を単に呼び出すためのものである。自作PCの場合、リフレッシュ用のイメージファイルを作成しておかないと「PCのリフレッシュ」も行えないし、「PCを初期状態に戻す」にはWindows8.1のインストールディスクが必要になる。残念なことにWindowsストアでWindows8から8.1へとアップグレードした場合はWindows8.1のインストールディスクはないので「PCの初期状態へと戻す」機能は使うことができない。
システムの保護」機能を無効にしてしまっていては、「ドライブの復元ポイント」が作成されず、システムの復元」は行えないし、システムイメージファイルを作成していなければ「イメージでシステムを回復」も行えない。

(⇒「システムの保護」についてはこちら(作成中))
(⇒リフレッシュ用イメージファイルの作成」はこちら(2013.10.27更新)
(⇒「システムイメージファイルの作成」はこちら(作成中))

以下にUSB回復ドライブの作成手順をまとめておく。

1.コントロールパネルを開き、「回復」を左クリックして、起動させる。


2.「回復」の「回復ドライブの作成」を左クリックして起動させる。

3.「回復パーティションをPCから回復ドライブにコピーします」にチェックが入れられる場合は、チェックを入れて「次へ」をクリック。

*1 メーカー製PCの場合、PCを工場出荷時の状態に戻すための隠しパーティションが用意されていることが多く、その場合はチェックボックスにチェックが入った状態になっている。自作PCなどで自分でWindows8.1を新規インストールした場合は、この隠しパーティションは存在せず、チェックは入れられない状態になっている。

回復パーティションをコピーする場合は、その分容量は大きくなる。コピーしない場合は数百MB程度である。必要なUSBメモリの容量は次画面で表示される。

4.使用可能なドライブから回復ドライブを作成するUSBメモリを選択して「次へ」をクリックする。


5.回復ドライブの作成が始まる。

6.下の画面が表示されたら、「完了」を左クリックして、作成完了!




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