EU 輸入食品などの許容水準上限を引き下げ

EUの食品連鎖・動物衛生常設委員会(SCoFCAH)は4月8日、日本からの輸入食品・飼料の放射線検査の許容水準の上限を、日本にならって引き下げるという欧州委員会の提案に合意した。これにより、EUの検査基準はより厳しいものとなる。欧州委員会は11日に正式に採択し、12日に改正規則をEU官報に公示した。
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110411_01.htmlより


日本の暫定基準は、現行のEUの基準より厳しく、これにならって暫定的に輸入食品・飼料の放射線検査の許容水準の上限を引き下げることになった。

放射性ヨウ素131・セシウム134及び137の基準値
食品・飼料における放射線量の許容水準の上限(単位:該当食品1キログラムあたりのベクレル)
食品・飼料における放射線量の許容水準の上限(単位:該当食品1キログラムあたりのベクレル)
食品 畜産物
ベビーフード 乳製品 その他食品(飲料水以外) 飲料水
放射性ストロンチウム(特にSr-90) 75 125 750 125
放射性ヨウ素(特にI-131) 100 300 2,000 300 2,000
プルトニウムと超プルトニウム元素(特にPu-239、Am-241) 1 1 10 1
その他放射性核種の半減期が10日間以上のセシウム(特にCs-134,Cs-137)ここではC14、H3以外 200 200 500 200 500
注:日本でとられている措置と整合性を確保するため、規則3954/87の基準値を日本の基準にあわせて暫定的に置き換える。

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