侵入者

 三日ほど前に、家の裏庭に誰かが侵入しようとしたようだ。裏の家との間に人一人が通れるほどの間があり、進入防止の柵などは立てていないので、そこを通ると家の裏庭に入れてしまう。物騒なので、柵を立てたいのだが、裏の家の人が自分の土地に柵が入るのは困るという反対で立てられない。それでも、少しでも進入の妨げにと、ガーデニング用の柵が置いてある。その柵の下部は鉢になっていて、その鉢に柵をはめ込む形になっている。プラスチック製で見た目は軽そうだが、鉢に土を入れるとかなりの重さになり、簡単には移動させられない。これが今回役に立ってくれたようだ。
 土曜日の夜、裏で大きな物音がしたので、次の朝見てみると、上の柵の部分が抜かれていて、鉢が少し移動していた。猫や犬ではなく、明らかに人間が侵入しようとした跡だ。見た目軽そうなので、ひょいと移動できると思っていたのが、意外と重く、柵の部分が抜けてしまって、鉢が落ちたのだと思う。大きな物音は、そのときの音だったのだろう。大きな音が鳴ったので、侵入者もきっとあせったに違いない。侵入はあきらめ、逃げたようだ。裏庭を調べてみたが、盗られたものはなかった。まあ、盗られて困るようなものは裏庭にはなかったが。
 でも、またいつ何時侵入しようと来るかもしれない。僕がその侵入者の立場で、家の裏庭の様子を見たなら、再度来よう思う。裏庭は四方、建物に囲まれており、昼間でも全く人目がないところで、侵入者も今回、その様子を見ただろうから、きっと目をつけたに違いない。しかも、柵が意外と重いことも、下部の鉢の部分が抜けてしまうことも分かっている。侵入者にとっては、好都合すぎる状況だ。きっといろいろ綿密に計画を練ってくるだろう。そう考えると、とても恐ろしい。早めに何か手を打たなければ。。。

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